3−2  真実
「ゲームをしようか」

 簡単なカードゲームだとムルは言う。暗い部屋。多くはない蝋燭の灯だけがわたしたちを照らしている。ムルがぽん、とカードを取り出す。賭けをしよう。ムルがカードを切りながら言う。

「何を賭けるの?」

 ジャララララララララ、骨のように白い手が止まる。ムルが笑う。

「真実」